地震のあとは、壊れた壁材や天井材、割れたガラスの細かい粉が室内に舞う。古い建材にはアスベスト(石綿)が含まれていることもあり、自治体も災害時の片付けでの吸い込みに注意を呼びかけている。マンションでも、専有部分の片付けや、共用部の清掃を住民で手分けして行う場面がある。
普通のマスクでは足りない理由
一般的な不織布マスクは、顔との間にすき間ができ、細かい粉じんを防ぎきれない。自治体や専門団体は、国家検定に合格した防じんマスク(DS2以上)の着用をすすめている。DS2は使い捨ての防じんマスクの区分で、粒子の捕集効率95%以上。顔にしっかり密着させることが大切だ。
選び方のポイント
- 規格:国家検定合格の「DS2」表示があるもの
- 排気弁:排気弁つきは息苦しさ・メガネの曇りが減る
- 枚数:1枚ずつは安価なため、10〜20枚入りの箱で備える
- 目の保護:粉じん・ガラス片から目を守る密閉型ゴーグル
紹介商品:3M 防じんマスク 8805-DS2
国家検定合格品の使い捨てカップ型防じんマスク。10枚入りで、性能が明確な国家検定品。
防じんマスク全般に言えることとして、顔の形に合わずすき間ができる、長時間は息苦しいという声がある。休憩をはさみながら使い、サイズが合うか普段のうちに試着しておくとよい。片付け作業をする家族の人数分を備えたい。
紹介商品:山本光学 保護ゴーグルYG-6000
日本製・JIS規格品の保護ゴーグル。横からの粉じんも防げ、くもり止め加工つき。
この手のゴーグルは「曇りやすい」という声が多い。曇り止め加工のものを選ぶとよい。
状況別のおすすめ
まとめ
片付けは、揺れがおさまってから何日も続く。マスク・ゴーグル・手袋をひとまとめにして、工具(㉜)と同じ場所に置いておくと、すぐに取り出せる。


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