ポータブル電源(③)は停電中の心強い味方だが、電気を使い切ると充電できない。停電が数日続く場合に備えて、ソーラーパネルで充電できるようにしておく方法がある。
マンションのベランダで使うときの注意点
- ベランダは共用部分:多くのマンションでは、ベランダは共用部分で、住戸の人が専用に使える場所という扱いだ。手すりへの固定や設置が管理規約で制限されていないか、事前に確認してほしい
- 落下に注意:強風でパネルが落ちると大きな事故になる。使うときだけ広げ、ひもで固定し、使い終わったらしまうのが基本
- 避難経路をふさがない:隔て板や避難ハッチの前には置かない(㉜)
- 向きと日当たり:北向きのベランダや、上階のベランダの影になる時間帯は、ほとんど発電しない
曇りの日はどのくらい発電するか
曇りの日の発電量は、条件によって幅があるものの、晴れの日の1〜3割程度まで落ちるという報告が多い。雨の日はさらに少なく、晴天時の1割前後にとどまるとされる。「ソーラーパネルがあれば停電しても大丈夫」ではない、と考えておくのが現実的だ。
選び方のポイント
- 出力:100W前後が、ベランダで扱いやすいサイズ感
- 対応:手持ちのポータブル電源とコネクタ・入力電圧が合うかを必ず確認
- 折りたたみ:収納時の大きさと重さ
- 防水:急な雨に備えて防水性能を確認
紹介商品:OTOUCH 折りたたみソーラーパネル 100W
IP68防水の折りたたみ式ソーラーパネル。単体で購入でき、手持ちのポータブル電源と組み合わせて使える。
この手のソーラーパネル全般に言えることとして、「晴れていても表示の出力が出ない」「思ったより重くて大きい」という声がある。表示の出力は理想的な条件での数字だ。すでにポータブル電源を持っている人向け。購入前に、手持ちの電源とコネクタ・入力電圧が合うか必ず確認してほしい。
紹介商品:EcoFlow RIVER 3 + 45Wソーラーパネル 2点セット
ポータブル電源とソーラーパネルがセットになっており、組み合わせを考えずに済む。10万円以下で揃えられる。
電源容量は230Whとコンパクトなクラスのため、大きな家電は動かせない。スマホ・タブレット・照明程度の用途を想定して選びたい。これから電源とパネルをまとめて備えたい人向け。
状況別のおすすめ
- ポータブル電源をすでに持っている → 単体のソーラーパネル
- これから揃える → セット品
- ベランダの日当たりが悪い → パネルより、電源の容量やモバイルバッテリー(⑮)を優先
まとめ
ソーラーパネルは、長い停電に備える「最後の充電手段」だ。ベランダでの設置ルールと日当たりを確認してから選ぼう。


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