マンションでは、停電で給水ポンプが止まったり、排水管の安全が確認できなかったりすると、トイレを流せなくなる。その間は、携帯トイレ(凝固剤と袋)を使う(⑥簡易トイレの比較)。ただ、足腰の弱い高齢者の場合、暗い中トイレまで歩くのが危ない、便座に座る・立つのが大変といった問題がある。寝室の近くに置ける、手すりつきのポータブルトイレがあると、負担を減らせる。
選び方のポイント
- 手すり:立ち座りを支える手すり・ひじ掛けがあるか
- 高さ調整:使う人の足の長さに合わせられるか
- 処理方法:バケツ式か、袋をかぶせて凝固剤で固める方式が使えるか
- 置き場所:寝室に置けるサイズか
備えておきたい消耗品
ポータブルトイレ本体だけでなく、凝固剤・処理袋・防臭袋を多めに備える。携帯トイレの備蓄の目安は、1人1日5回×最低3日、できれば7日分だ。使用済みの袋は、ゴミの収集が止まっている間、家の中で保管することになる。防臭袋(56)とあわせて備えたい。
紹介商品:アロン化成 安寿 ポータブルトイレFX-CP
樹脂製で軽く、掃除しやすいポータブルトイレ。介護用品の定番ブランド。
体重をかけるとぐらつく、思ったより大きいという声がある。使う人の体格に合うか、耐荷重を確認しよう。
紹介商品:凝固剤・処理袋セット(120回分)
防災士推奨の120回セット。ポータブルトイレにも、自宅の便座にも使える。
「固まるまで時間がかかる」「においが漏れる」という声がある。防臭袋との併用がおすすめだ。
状況別のおすすめ
まとめ
高齢の家族がいる家庭では、「トイレを流せない」だけでなく「トイレまで行けるか、座れるか」も考えておく必要がある。凝固剤と防臭袋は、多めに備えておこう。


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