在宅避難でまず足りなくなるのが水。国や自治体は「1人1日3リットル」を目安に、最低3日分、できれば1週間分の備蓄を勧めている。4人家族の1週間分なら84リットル(2リットル×42本)で、収納の少ないマンションでは置き場所の計画も含めて考える必要がある。
3リットルの内訳と、必要量の考え方
「1人1日3リットル」は飲用と調理を合わせた目安で、手洗いや洗い物などの生活用水は別。生活用水はふろの水のくみ置きや給水所での確保が前提になる。まず飲用の3日分を切らさないことを最優先に、家族の人数×3リットル×日数で必要本数を出す。乳幼児・高齢者・ペットがいる場合は多めに見ておく。
長期保存水と、ローリングストックの使い分け
一般的なミネラルウォーターの賞味期限は1〜2年で、普段から多めに買って古いものから使い、減った分を買い足す「ローリングストック」で回せる。一方、加熱殺菌と厚手ボトルで5〜7年、製品によっては10年以上もつ「長期保存水」は、置いたら基本的に触らない“動かさない備蓄”に向く。日常回転分+長期保存分の二段構えにすると管理が楽になる。
紹介商品:アイリスオーヤマ 保存水 2L×6本(製造から5年保存)
星4.3・1,000件を超えるレビューがある定番。「段ボールのまま積んでおける」「クセのない軟水で普通においしい」「価格が手頃で本数を揃えやすい」という評価が多い。国産で、備蓄用として企業や自治体でも使われている。
不満点としては「消費期限が長すぎてローリングストックには回しにくい」「まとめ買いすると重く、玄関収納の床が心配」という声がある。長期保存水はあくまで“非常用の底”と位置づけ、日常で飲む水は別に用意するのが使い方に合っている。価格は変動する。
状況別のおすすめ
- まず3日分を確実に → 家族の人数×9リットル(3L×3日)を長期保存水で固定
- 1週間分まで伸ばす → 追加分はローリングストックのミネラルウォーターで
- 乳幼児がいる → 調乳用に軟水を多めに。液体ミルクの記事もあわせて確認

