避難所では手に入りにくい、アレルギー対応・やわらか非常食の備え方

在宅避難・備蓄

災害時に配られる食事や、避難所の備蓄食は、アレルギーやかむ力に配慮されたものとは限らない。アレルギー対応食や介護食は、災害時に特に手に入りにくいとされている。農林水産省も、食事に配慮が必要な人は最低2週間分を家庭で備えることをすすめている。

ローリングストックが特に向いている

アレルギー対応食や介護食は、普段から食べているものを多めに買い、古いものから食べて補充するローリングストック(⑪)が向いている。普段食べ慣れている味なので、災害時も食べてもらいやすい。期限切れも防げる。

選び方のポイント

  • アレルギー表示:「特定原材料等28品目不使用」など、何が不使用かを確認
  • 製造ライン:同じ工場・ラインでアレルゲンを扱っていないか、注意書きを確認
  • やわらかさ:介護食は「ユニバーサルデザインフード」の区分(容易にかめる〜かまなくてよい)を目安に
  • 調理:水や火がなくても食べられるか

紹介商品:アレルギー物質28品目不使用 非常食セット

防災士監修の7日分・5年保存セット。アルファ米中心に27種42点、おやつ・飲料付き。家族全員が同じものを食べられる。

この手の保存食セット全般に言えることとして、「味が薄い」「量が少ない」という声がある。普段から試食して、家族が食べられるか確認しておこう。アレルギーのある子どもがいる家庭向け。

紹介商品:Nestle アイソカル 高カロリーのやわらかいごはん

舌でつぶせるやわらかさのユニバーサルデザインフード。少量で高カロリー(150kcal/100g)、カップのまま温めなくても食べられる。

保存期間は長期保存食より短いものが多く、ローリングストックが前提だ。高齢の家族がいる家庭向け。

状況別のおすすめ

  • 家族にアレルギーがある → 28品目不使用の保存食+普段の食品のローリングストック
  • 高齢の家族がいる → やわらか食のローリングストック
  • 乳児がいる → 液体ミルク(④)

まとめ

食事に配慮が必要な家族がいる家庭は、「配給を待つ」ではなく「家で2週間分」を前提に備えよう。表示の確認と、普段からの試食が大切だ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました