2019年の台風19号では、高層マンションの地下にあった電気設備が浸水し、停電によってエレベーターや給水設備が使えなくなった。地下や低層階の浸水は、上の階に住む人の生活も止めてしまうことがある。まずは、ハザードマップで自分のマンションの浸水リスクを確認しよう。
家庭でできる備え、管理組合で考える備え
| 例 | |
|---|---|
| 家庭(1階住戸・専用庭のある住戸) | 水のう、簡易止水板、排水口の逆流対策 |
| 管理組合(共用部) | エントランス・地下駐車場・電気室の止水板、土のう、電気設備の位置 |
共用部の止水板や設備の改修は、管理組合の検討事項だ。国も「建築物における電気設備の浸水対策ガイドライン」を示している。
紹介商品:吸水式 土のう袋(高吸水ポリマー)
使う前は薄く軽く、収納場所をとらない吸水土のう。水に浸すとふくらんで土のうのように使える。5枚入り。
ふくらむまで時間がかかる、使い捨てで処分が大変(重い)という声がある。大雨の予報が出たら早めに準備しよう。1階住戸・専用庭のある住戸向け。
紹介商品:簡易止水板(連結式パネル)
繰り返し使える連結式の止水パネル。水のうより水をしっかり止めやすい。
サイズが合わないと効果が出ない。玄関や窓の幅を測ってから選ぼう。価格も高めだ。
状況別のおすすめ
まとめ
マンションの水害対策は、住戸だけでなく建物全体の問題だ。家庭では1階住戸を中心に水のうを備え、上の階の人も「浸水で停電・断水が起こりうる」ことを前提に備えよう。


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